この記事では、エメラルド・ルビー・サファイアの育て屋で、タマゴができてうまれるまでの仕組みを説明します。どの2匹ならタマゴができるか(タマゴグループ)、うまれる子の性格がどう決まるか、子にだけ覚えさせられる「タマゴ技」、うまれるまでの長さを説明します。
1育て屋は、ポケモンをあずけて育ててもらう所
育て屋は、117番どうろ(キンセツシティとシダケタウンの間)にある、ポケモンをあずかってくれる家です。家の中のおばあさんに、手持ちのポケモンを2匹まで あずけられます。あずけたポケモンは、あなたが外を歩いているあいだに育ち、レベルが上がっていきます。引きとるときは、おばあさんに話しかけます。

育て屋のもう1つの役目が、タマゴです。2匹あずけると、組み合わせによっては、家の外にいるおじいさんがタマゴを見つけてくれます。タマゴを受けとって手持ちに入れ、歩きまわっていると、やがてポケモンがうまれます。この記事では、このタマゴの仕組みを説明します。流れは次の4つです。
| 順番 | すること | どうなるか |
|---|---|---|
| 1 | 育て屋のおばあさんに、2匹あずける | 2匹が育て屋の中で育つ。組み合わせによってはタマゴが見つかる |
| 2 | 外のおじいさんに話しかける | タマゴが見つかっていれば、おじいさんが渡してくれる |
| 3 | タマゴを受けとる | このとき、うまれる子の個体値が決まる(親から最大3つ受けつぐ) |
| 4 | タマゴを手持ちに入れて歩く | 決まった長さを歩くと、ポケモンがうまれる |





2タマゴができるのは、同じタマゴグループの2匹
どの2匹ならタマゴができるかは、「タマゴグループ」で決まります。タマゴグループは、ポケモンの種類ごとに決まっている仲間分けで、全部で15あります。1つのポケモンは、1つか2つのグループに入っています(2つに入っているのは112種)。進化してもグループはほとんど変わりませんが、ヌケニンと、ニドリーナ・ニドクインは、進化の前とちがうグループです(ニドリーナ・ニドクインはタマゴができません)。
タマゴができる組み合わせは、次の3つです。
- 同じタマゴグループに入っている、オスとメス
- メタモンと、みはっけん以外のポケモン(オスでもメスでも、性別不明でもよい)
- 性別不明のポケモンは、メタモンと組んだときだけ
たとえば、ジグザグマ(りくじょう)のオスと、エネコ(りくじょう・ようせい)のメスは、どちらも「りくじょう」に入っているのでタマゴができます。ヤジロンのような性別不明のポケモンは、メタモンといっしょにあずけます。メタモンどうしでは、タマゴはできません。
みはっけん・メタモンを除いた13のグループと、入っているポケモンの数・例です。例は進化の一番前の姿です。
| タマゴグループ | 入っている数 | 例 |
|---|---|---|
| かいじゅう | 49種 | サイホーン・メリープ・キモリ・ミズゴロウ |
| すいちゅう1 | 58種 | コダック・タッツー・ウパー・サニーゴ |
| すいちゅう2 | 17種 | トサキント・コイキング・チョンチー・テッポウオ |
| すいちゅう3 | 19種 | メノクラゲ・ヒトデマン・サニーゴ・ヘイガニ |
| むし | 37種 | カイロス・レディバ・イトマル・クヌギダマ |
| ひこう | 25種 | ズバット・ドードー・ホーホー・ネイティ |
| りくじょう | 102種 | サンド・ロコン・コダック・サイホーン |
| ようせい | 27種 | ブルー・キノココ・エネコ・クチート |
| しょくぶつ | 35種 | ナゾノクサ・ヒマナッツ・ハスボー・タネボー |
| ひとがた | 25種 | ケーシィ・ワンリキー・マクノシタ・ヤミラミ |
| こうぶつ | 23種 | イシツブテ・コイル・ビリリダマ・ノズパス |
| ふていけい | 22種 | ベトベター・ドガース・マグマッグ・ラルトス |
| ドラゴン | 24種 | タッツー・コイキング・キモリ・チルット |
みはっけんのポケモンは、タマゴができない
「みはっけん」のグループのポケモン(34種)は、どの組み合わせでもタマゴができません。伝説のポケモン(レジロック・レジアイス・レジスチル・ラティアス・ラティオス・カイオーガなど)と、ピチュー・ププリン・ルリリ・ソーナノのような、進化する前の小さな姿のポケモンが入っています。ただし小さな姿のポケモンは、進化すると別のグループに入るので、進化させればタマゴができます(ピチューはピカチュウに進化させると「りくじょう」「ようせい」)。
ルリリとソーナノは、親に道具を持たせたときだけタマゴからうまれます。ルリリはマリルかマリルリのメスに「うしおのおこう」、ソーナノはソーナンスのメスに「のんきのおこう」を持たせます。

タマゴができない

タマゴができる
3うまれる子の性格は、エメラルドなら「かわらずのいし」で受けつげる
うまれるのは、メスの親の進化の一番前の姿
うまれる子の種類は、メスの親で決まり、その進化の一番前の姿になります。メタモンと組んだときは、メタモンでない方の親で決まります。たとえば、ジグザグマのオスとエネコのメスなら、エネコがうまれます。エネコロロのメスでも、うまれるのはエネコです。ピカチュウからはピチューのように、進化の前に小さな姿があるポケモンは、その小さな姿がうまれます(ルリリとソーナノだけは、2章のおこうが要ります)。子の性別は、種類ごとに決まっている割合で、ランダムに決まります。
性格は、ふつうはランダム
うまれる子の性格は、ふつうは親と関係なくランダムに決まります。エメラルドだけは、親に「かわらずのいし」を持たせると、半分の確率で親と同じ性格の子がうまれます。
| 親の組み合わせ | かわらずのいしを持たせる親 |
|---|---|
| オスとメス | メス(オスに持たせても効かない) |
| メタモンと、ほかのポケモン | メタモン(メスと組んでいてもメタモン) |
持たせた親が性格を受けつぐ親になれば、子は約50%(32767/65536)でその親と同じ性格になります。外れたときは、ふつうどおりランダムです。たとえば「いじっぱり」のメスに持たせておけば、タマゴの2つに1つくらいが「いじっぱり」になります。



個体値は、親から最大3つ受けつぐ
個体値(6つの能力ごとに0〜31の、生まれつきの数)は、親の個体値から最大3つを受けつぎ、残りはランダムに決まります。どの能力を受けつぐかの選ばれ方や、ちがう3つを受けつぐ割合は、努力値と個体値の仕組みで説明しています。かわらずのいしやメタモンは、個体値の受けつぎには関係しません。
4タマゴ技は、うまれる子にだけ覚えさせられる技
「タマゴ技」は、レベルアップでもわざマシンでも覚えないのに、タマゴからうまれるときだけ覚えている技です。タマゴ技があるのは、進化の一番前の姿など165種です。たとえばタツベイは、レベルアップでは覚えない「りゅうのまい」「たつまき」などを、タマゴ技として覚えられます。

りゅうのまい など
タマゴ技は、父親が覚えていれば受けつぐ
子にタマゴ技を覚えさせるには、父親(オス)にその技を覚えさせてからあずけます。母親だけが覚えていても、子は覚えません。メタモンと組むときは、メタモンでない方がオスか性別不明なら、その方の技を受けつぎます。メタモンとメスの組み合わせでは、タマゴ技は受けつぎません。
たとえば、りゅうのまいを覚えたタツベイは、次のようにしてうまれます。ギャラドスはタツベイと同じ「ドラゴン」のグループで、Lv50でりゅうのまいを覚えます。
| 順番 | すること |
|---|---|
| 1 | オスのギャラドスを Lv50 まで育てて、りゅうのまいを覚えさせる |
| 2 | そのギャラドスと、タツベイ・コモルー・ボーマンダのどれかのメスを、育て屋にあずける |
| 3 | うまれたタツベイが、りゅうのまいを覚えている |
うまれた子が覚えている技の決まり方
うまれた子の技は、次の順番で入ります。4つうまっているときに次の技が入ると、いちばん上の技が消えて、新しい技がいちばん下に入ります。なので、あとから入る技ほど残ります。
| 順番 | 入る技 |
|---|---|
| 1 | うまれるレベル(Lv5)までに、レベルアップで覚える技 |
| 2 | 父親が覚えている技のうち、子のタマゴ技 |
| 3 | 父親が覚えている、わざマシン・ひでんマシンの技のうち、子がそのマシンで覚えられる技 |
| 4 | 父親と母親が両方とも覚えている技のうち、子がレベルアップで覚える技 |
| うまれる子 | タマゴ技の例 |
|---|---|
| ラルトス | かなしばり・おにび・くろいまなざし・おきみやげ など |
| ジグザグマ | あまえる・おいうち・みがわり・くすぐる など |
| アブソル | バトンタッチ・だましうち・すてみタックル・マジックコート など |
どのポケモンがどのタマゴ技を覚えられるかは、ポケモン図鑑のそれぞれのポケモンの「タマゴ技」の欄で見られます。たまごグループ・たまごサイクルも同じページにあります。
📖 ポケモン図鑑386種タマゴ技・たまごグループを見る見る5うまれるまでの長さは、うまれる子の種類で8段階
タマゴがうまれるまでの長さは、うまれる子の種類ごとに決まっていて、図鑑の「たまごサイクル」という数で表すと5〜40の8段階です。図鑑には80・120の種類もありますが、どれも伝説のポケモンなど、タマゴからうまれない種類です。いちばん多いのはたまごサイクル20(219種)です。
たまごサイクル1つは、256歩です。うまれるまでには、たまごサイクルより1つ多い回数分を歩きます。たとえばたまごサイクル20なら、21×256で約5,376歩です。受けとったタイミングによって、これより最大256歩ほど少なくなります。
エメラルドでは、特性が「ほのおのからだ」か「マグマのよろい」のポケモンを手持ちに入れておくと、たまごサイクルが1回で2つ進み、歩く長さがおよそ半分になります。たまごサイクル20なら、約2,816歩です。マグマッグやバクーダがこの特性を持っています。手持ちの先頭でなくてもよく、2匹入れても速さは同じです。


| たまごサイクル | うまれるまでの歩数 | ほのおのからだ(エメラルド) | うまれる子の例 |
|---|---|---|---|
| 5 | 約1,536歩 | 約1,024歩 | コイキング |
| 10 | 約2,816歩 | 約1,536歩 | ピチュー・ププリン・ルリリ |
| 15 | 約4,096歩 | 約2,304歩 | ズバット・イシツブテ・ホーホー・レディバ・イトマル |
| 20 | 約5,376歩 | 約2,816歩 | サンド・ロコン・ナゾノクサ・コダック・ケーシィ |
| 25 | 約6,656歩 | 約3,584歩 | カイロス・ヘラクロス・エアームド・ヤミラミ・ルナトーン |
| 30 | 約7,936歩 | 約4,096歩 | リリーラ・アノプス |
| 35 | 約9,216歩 | 約4,864歩 | ココドラ |
| 40 | 約10,496歩 | 約5,376歩 | ホエルコ・ジーランス・タツベイ・ダンバル |
6エメラルドとルビー・サファイアの違い
| エメラルド | ルビー・サファイア |
|---|---|
| かわらずのいしで性格を受けつぐ | |
| 約50%で受けつぐ(メスかメタモンに持たせる) | 受けつがない |
| ほのおのからだ・マグマのよろい | |
| たまごサイクルが1回で2つ進む(歩く長さがおよそ半分) | 早くならない |
| ピチューのボルテッカー | |
| でんきだまを持たせると覚えてうまれる | 覚えない |
| タマゴでちがう3つを受けつぐ | |
| 約53% | 約92% |
タマゴ技の一覧と受けつぎ方、たまごサイクル1つの歩数(256歩)は、3つのバージョンで同じです。
7まとめ
- タマゴができるかは、タマゴグループで決まる。みはっけんのポケモンはタマゴができない
- エメラルドなら、メス(メタモンと組むならメタモン)にかわらずのいしを持たせると、約50%で同じ性格の子がうまれる
- 個体値は、タマゴを受けとるときに親から最大3つ受けつぐ(くわしい割合は努力値と個体値の仕組み)
- タマゴ技は、父親が覚えていれば子が受けつぐ。タマゴ技があるのは、進化の一番前の姿など165種
- うまれるまでの長さは、うまれる子の種類で8段階(たまごサイクル5〜40)。たまごサイクル1つは256歩